“コーヒー界のApple”の異名を持ち、日本のサードウェーブシーンで確かなブランディングを築く『Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)』は、2015年に清澄白河に初出店以降、その後も順調に店舗数を増やし、すでに国内で13店舗を展開している。「Starbucks(スターバックス)」に代表されるマニュアル化されたコーヒーサーブにアンチテーゼを唱え、丁寧に時間をかけてハンドドリップされた酸味のあるコーヒーそのもののクオリティもさることながら、その人気を支える背景には長坂常が率いる「スキーマ建築計画」の洗練された店舗デザインがある。診療所や倉庫を改装した斬新なアプローチは長坂氏の代名詞であり、同建築事務所の発想が『Blue Bottle Coffee』の魅力を一層高めていることは間違いない。
YIN イン
ニマビ 週二回更新
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